れいわ新選組開票センター~翌日記者会見までの記録。途中、野党共闘について。

LUSH! クミチャンネル NEWS & INTERVIEW

2021/11/17 17:29

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【特設会場にて、開票日メディア対応〜真夜中の記者会見】10/31ー11/1

投開票日オフィシャル動画(5時間)▶︎ https://youtu.be/A7xnGpgH1F8

19:00にオープンとなった、山本太郎単独の会見室の様子。

代表ご自身は、終始やや厳しい表情で不安を隠さず、急に降って湧くメディアコメンテーター(古市・太田光・橋下徹等)の心ない言葉に、的確な経済政策で簡潔明瞭に切り返しながら、この機会にもメディア陣とその向こうに居る視聴者に、”お金の仕組み、積極財政が可能な真実“を伝えようと、各局の短い持ち時間で奮闘されていました。


隙なく切り返していく様子は、そばで観ていて唖然とするほど、驚異的に優れていました。
卓球の試合を見ているみたいでした。(笑)ちゃんと数秒でスマッシュを決めています。


山本代表は選挙戦の12日間、1日も休まず街宣に明け暮れ、疲れがピークに達していました。しかも、決してあってはならない事ながら「彼奴ら」の不正開票シナリオ選挙主催者は、山本太郎の”言動や動向”によっては当選者をくれないorくれてやる、的なサインを繰り返し仄めかし、代表の神経を逆撫でしてきます。


そのような中でも、僅かに代表が一瞬の笑みを湛えると、代表の下に座って待ち構えていた20台以上のカメラが、一斉にフラッシュを焚きます。笑えると言うか、微笑ましいと言うか。バエル(映える)写真、撮りたいんだよね!!


テレビのコメンテーターは悪意の配陣でしたが、秒刻みのテレビ対応はまさにその世界のプロ。各社への立派な対応、本当に完璧で素晴らしかったです。思ったより不正選挙も成功しなかった様で、マスコミの予告予想を裏切る結果が出ていましたね。選挙運営の資料を発表し、不正選挙を牽制したつもりの自分は、「これは進歩だな」と思いほくそ笑んでいました。


・・・・・あ、違うのかな?逆なのかな?本当は野党優勢だったのに、バーコード不正による票束の与党への振替なんかが多く発生しちゃったんでしょうか。まあ、、、一度権力を手にした者は当然、、、、不正開票は与党陣営のお家芸でもありますので、完璧に防ぐのは難しいでしょう。

 それからー、、、その土地の「明るい選挙推進(実行)部隊」さんの性質にもよりますしね。(投票所責任者や、立会人、整理券発行者などになっている)公明党を否定した名称である記憶をなくして、創価学会体質だったりしますと、、、やっぱりダメですね。


郷原さんの甘利落選運動が功を奏した事や、古い政治家をあまり意味もなく切り捨てる全国的風潮もニュースではありましたが、人間味という意味では差別心がなく、地道で動じない、という日本蘇生に非常に重要なキーパーソンとなる議員が、与野党とも悉く落選し、菅義偉が陰で自民党票の振替を煽った維新勢力がかなり議席を伸ばすという、日本国にとって非常に不本意な結果をもたらす選挙だったように思います。これでも大滑落は防げた方なのでしょうかね?

▼参照:郷原氏落選運動について、ビデオニュース・ドットコム

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東京2区の北村造さん、東京22区の櫛渕万里さんなど、各地の候補者はそれぞれの事務所で、その時を迎えました。とは言え、小選挙区で当選するということは、もれなく自民・公明・既存野党の相手を下さなくてはなりません。そうそう街宣キャンペーンのみでを勝ち抜けるのは奇跡。神懸かりでもないと、国会議員選挙の小選挙区選挙を勝ち抜くのは、そんなに甘くないですよね。


私は小川淳也議員のドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」を見ましたけれども、本当に地元の方々と深く繋がるために、座敷でお年寄りを含む方々に土下座して頭を床に擦り付けて、半泣きになりながら、関係を深めていくものなんですね。反対に言うと、座敷や個人宅に呼ばれる様でないと、現実は難しい。今有名な議員さんでも、みんな1回目は落選するものみたいです。新人で受かるのは自民の「仕組み」選挙くらいなもの。


好感度で売っている様に見えますが、立憲民主党の落合貴之議員は、まず生まれ育った世田谷からの出馬であります。それだけでも街の人には彼の生い立ちがわかっているし、同級生や親の関係などで、あちこちに顔を出したり、座敷に呼ばれたり出来ます。そして、無償で尽くした江田憲司秘書時代の頑張りを覚えている人も多いわけですね。元銀行員で本も出されていますので、地元の人々と経済の話も出来るわけです。(その際、落合議員は相手以上の話はなかなかしない。決してマウントしないと思いますが。)


ですので、れいわの候補者の出し方としては、れいわ新選組と山本太郎の全国での人気を考えて、出馬していない自治体のれいわ比例票を助けとする<小選挙区&比例重複>作戦になります。山本太郎代表ご自身が、東京都比例単独でしたから、東京中の「れいわ」と書かれた票で、勝ち抜かなくてはなりませんでした。小さな政党に著しく不利な、ドント式カウント方法ですので、余程の票数を取得したとしても、受からない可能性がありました。


▼参考:比例票カウント方法

ドント方式は恐ろしく小さな政党に不利なシステムで、アダムス方式に変えていく必要をかつて安倍元総理が誓ったはずです。次の選挙からって言ってたけど、あの約束どうなっちゃったのかな?? とりプロ(市民による選挙制度審議会)での有識者の発言によると、昔、自民党と癒着した法制局の裁判官が、国会議員たちを騙すテキスト(ドント式はフェアであると書かれている)を作ったそうなのです。裁判官との癒着も酷いもんです。もう癖なんです。長期政権すぎて。

さて・・・・・・。

各新聞社の調査で、1-2議席と予測されていたものの決定打はなく、「出口調査は其々ですので、全く当てになりません」と、廊下で秘書の後藤さんが仰る。けれども、舩後議員の秘書を務める「政治はマツリゴト」を旨とする岡田さんは控室で「5人行ける肌感触」と胸を張っていました。

しかし、山本太郎代表は・・・・。ここ2年の休まずの街宣活動を振り返るほどに、あの努力の日々が無になったらどうしたらいいんだ!何を信じたらいいんだ!と、緊張は極度に達しています。トップの写真の、山本太郎代表の額をご覧ください。本当に太く血管が浮き出ているのです。今にも血が吹き出すのではないかと、ヒヤヒヤしました。

60名を超えるメディア記者・カメラマンを前にして、幾つものテレビ・ラジオ番組の短い中継にコメントし、23:50に全てが終了したろころで、「では、これから記者会見を始めます、」と仕切りのスタッフが告げました。


キツイ揶揄いに耐え、力を振り絞って切り返していた山本太郎代表は、ついに仰いました。「皆さんもこのままでは過労死してしまうので、いったんこの記者会見が終わったらお開きにしましょう!!!!」事務局は、比例の答えは代表の1議席以降は朝方まで解らぬものと判断したようです。

家の小鳥達をしまっていない事は気になったものの、どうしようかな?疲れてもいないし、朝まで付き合うか?と先程まで心揺れていたのですが、フリーの横田さんが終電を目処に既に20分前に席を立たれ、私自身も、後10分、24時には席を立ち、永田町に向かおうと考えていた矢先でした。

”えっ、絶妙ー。終電でも帰れないし、朝までも居られない!三軒茶屋までのタクシー代、痛ーいよ!“
しかしやっとやっとの記者会見!!質問せにゃーーーー♪”


▼参考: THE PAGE れいわ新選組開票センター


= 以下、内容を抜粋して記しますので、ご参考になさってください =


★訴えてきたことが、有権者にどのように伝わったと思うか。(時事通信)

私達の有り様としては、こう伝わっていたらいいと思ってます。
「政治を諦めてしまっている人々へ、そんな人々の希望になりたい。」
しっかり裏付けを持って「方法はあるんだ!」と言いたいんです。

★野党共闘の成果・8区の件、吉田さんの当選、について(時事通信)

選挙区で吉田はるみさんが勝ち抜けたのは素晴らしい。
これまでの彼女の細やかな活動が花開いた結果なんだと思います。


⇧時事通信社の記者


★突然、梯子を外された経緯ありましたが、立憲と共闘続けられますか?(News Week 日本版)

獲得目標は何かと言うことを、自覚すればいいわけですからね。
今回は、野党が塊になって消費税5%を実現したかったので、これでいいのです。


★今後は、地場組織を作って普通の政党のようにしますか?(News Week日本版)

今後は、統一地方選にも出していくと思う。
今まではいつ衆院選があるかわからなかったので、神経もお金も使えなかった。
また、地方政治&議会に国政政党の影響を出すのは、卑怯で好ましくない!と考えていた。

⇧ニューズウィーク日本版の記者

★政権交代を目指されていますが、不発となりそうですね。(共同通信)

我々に何が足りなかったかと言う点検は、必要だと思っています。
しかしながら有権者にとって、野党共闘の情報が濃密ではなかったと思うんです。
つまり、あなた方、メディアの報道に問題があるということ。
他の原因を考えるなら、もっと大胆な経済政策の方が、消費税0の方が良かった。
しかし次回参院選も含めて、何度もチャンスはない闘い、と感じますけどね。


★維新が議席を伸ばすようですが野党共闘に流れなかった理由は?(共同通信)

財務省の洗脳をマスコミさんが国民の頭に叩き込んでいると思いますが。
でも専門家には知られたことですが、今必要なのは、財政出動なんですよ。
プライマリーバランスの追求を凍結した積極財政は、可能なんですから。
彼らが勢いづいて話す「改革」ですが、国民を保護する規制を撤廃したら人死にますよ。
改革で人々が死ぬ、いいんですか?マスコミさんは、そんなで。

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さて、クミチャンネルの出番です。

私は太郎さんと違って本来勝ち負けやレースには殆ど興味がなく、移り変わり過ぎるものは苦手。じっくりと変わらないものに注力していくタイプです。そこで深刻な空気を全く読まず、マニアックな方が訳知り顔でいいかな?と思い、政策について質問しました。


<クミチャンネルの質問>

☆ 2019年から全国の街頭宣伝を続けられて来られました。これ迄で、一番、思い出に残る地方街宣は?

→ 何処も忘れがたく、どことは言えない。むしろ、どの街であっても、街宣終わってから
 駆け寄ってきて聞かされるお話の数々が、とても重い内容だった、と言うことは言えると思います。


☆今、目にすると大変、新鮮に映るのですが、原発廃炉インクルードの「環境政策」は、現在、大学等で環境保全関係の専攻科目が多いことを踏まえますと、環境政策の話題は若年層に浸透しやすいかと思いますが、今回の街宣では進んでお話されましたでしょうか?

→ 実際、大学に呼ばれたらそういうお話もし易いですが、一般の多くの方々を目の前にしてはちょっとね。
 万人に伝えやすい話といえば、やはり庶民や中小企業が必要とする「新たな経済政策」ではないかと思う。
 消費税廃止や積極財政を主に語る方法で全国を周ってきてしまった。
 つまり、あまり、環境政策についての演説はやりませんでした。


☆選挙公報で、長く消費税の減税を目指して来られた小林興起さんの「新党やまと」という政治団体を見かけました。こちらは給付金30万円と書かれており、れいわさんとの差別化を意識したと見られます。そのようなご関心を持たれましたか?小林興起さんへのコメントでも結構です。

→ ごめんなさい、今日初めて選挙公報を手にしたんです。これですね?(鞄から出して)。
 新党と書いてありますが、政党ではなくて政治団体ですよね?
 消費税の減税に、たっぷりの給付金?そりゃそうですよ。どちらもやった方が良いんだから。
 色々な勢力がこのことを言う!事はいいと思いますね。でも気にしてなかった。
 小林興起さんはもちろん、知っていますけれども、今のところ、ご本人へのコメントは無いです。

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☆この後、NHKの担当記者が、細かな事情を押さえながら、最後にスルッと巧みに今後の野党共闘への本音を直撃。秘書さんによると彼女は熱心に議員室にも通ってくるそうで、さすがNHKというか、記者会見に来る誰よりもれいわ政策や政局について勉強している!というオーラ、気概のある女性記者です。三鷹街宣、寒い街頭演説の場にも駆けつけてきています。


⇧NHKの政治担当記者


スルッと直撃されて、代表はつい「今のままでは、同じ様に参議院選挙で共闘、という流れにはなりにくいのではないか」というような意味のことを答えてしまいました。また、今後の焦点については、やはり「消費税廃止と積極財政」との答えでした。「NHKのカメラさん、来てないですね。どうして?寂しいから来てって言っておいてね!」なんて一言添えて笑いました。


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さて、いざ会見を閉めようとしたところで、なんと偉大なる「無敗の男、中村喜四郎さん」が出馬していた茨城7区をメインに取材して、比例だから結果が出るのは夜中かな?と、最初から24時めがけて会場に駆けつけた、フリーランスライターの畠山理仁さんが到着しました。

山本太郎さんが「急ぐ記者の方はご退出されて構いませんよ」と言いながら、「どうぞ!お入りください!」とマイクの前に通しました。

「今、どういった場面でしょうか?」と慌てる畠山さん。山本太郎代表、「記者会見、終わるところだったんですよ!いいんです、入ってください。皆さん、この記者さんは、街宣場所にも熱心に来てくださって、いつも個人的にぶら下がりする仲なんです、すみませんね!」

というわけで、畠山さんの質問叶い、マイクの前にずずずいっと。用意していた質問をおもむろに発します。


⇧選挙取材の専門家とも言えるフリーの畠山理仁さん


☆今後もボランティア体制で回していかれるのでしょうか?それとも、そろそろ、普通の政党の様に、組織を編成されて行かれますか?

→ 今までどおり、ボランティア回して行きます。ボランティアにノウハウを蓄積する形で発展させる。
 なぜか?根本的には、一般市民が今後、大企業や、その労働組合や、宗教団体に負けない為です。


☆今回、長く活動されたにも関わらず、選挙区を下された方々がいらっしゃいます。代表と、彼ら、その方々は、ちゃんとコミニュケーションが取れていらっしゃいますか?

→ 僕が全国へと出ずっぱりなので、コミニュケーションが取れているかと言うと、
 申し訳ないが、十分には取れていないかもしれませんね。


↑ この、畠山さんの質問は、後に三井さんの千葉9区の取材をしてみると、非常に重要な問題であったことがわかりました。


▼参考:畠山理仁さんの悲願、中村喜四郎インタビュー(ずっと無所属で勝ってきた伝説の男)



この中で、今は立憲民主党の中村さんは、「政権交代を唱えての共闘などおこがましい!まずは与野党伯仲をを目指差なくて、何ができますか、野党の間はずっと選挙のことを考えて地元の方々を理解し続ける、政権を取ってから政策を考える、そうするべきでしょう!」と話しています。

また、「マスコミに世論を聞くのではなく、肌で国民が何を感じているかを知るような間柄にならないと本末転倒!」と指摘。ごもっともです!
加えて、「皆、風を期待したり、組織票を頼ったりすることばかり考えていて足元の人々と触れ合っていない。」、と言う様な意味のことを仰っていました。


僭越ながら、喜四郎さんの仰る内容に関して、私の考えですが、
『世論をマスコミに聞くな!自分の選挙区で人々に聞け!』→ ホント、その通りです。マスコミの発信と現実の乖離を探せ、ですよね。特にお忙しい幹部や党首は、楽をして情報を取らないように気をつけていただきたいです

『与野党伯仲をクリアして、政権をとってから政策を語れ』→ しかしながら、立憲の”政権とったらこれをやる”は新自由主義による弊害を示したもので、自民党総裁選に先行して必要なものだった、存在善、と思っています。

『政権交代を歌うなど、時期尚早である』→ 野党による政権交代を謳わなければ、消費税減税を目指すれいわ新選組の山本代表を口説けなかっただろうし、党内モチベーションも、上がらなかっただろうと思います。

ということは、後の2つの内容は、党運営が決めて代表に課したものであり、枝野代表ご本人のアイデアではなかったんでしょうね。ということは、むしろ、立憲は枝野ワンマンではなくて、党内にちゃんと民主主義があるということでしょう。

しかし「こんなに早く政権交代が来るとは」などと仰るには、枝野代表の対外コメントに配慮がなさ過ぎたと振り返らざるを得ないですね。山本太郎代表なら、伏線に対して矛盾する言動や行動判断はしないでしょう。

立憲民主党さんも過剰に反省し過ぎず、不正開票選挙を防ぐ算段に手を回しながら、今回不本意にも落選した仲間を引き立てて人材として生かしつつ、今後も頑張ってもらいたいです。



さて、「与野党伯仲を目指せ!」同じ事を、神保哲生さんがインタビューした、政治評論家の角谷氏も述べておられました。この方のお話はキャリアと静かで公平な目線を感じて有意義と思います。

▼参考:ビデオニュースドットコム 神保哲生 ✖️ 角谷浩一氏
神保さん、適切なインタビューを適切なタイミングで、いつもありがとうございます。

=========番外=========

<翌日>

記者会見終了後にすぐに当選が確定し、他に二名、千葉11区のたがや亮さん、大阪5区の大石明子さんの当選を得て、翌日午後の記者会見はこんな感じ(笑)。ボクサーの顔つきで、キリリとスリーピース♫

しかし、全く浮ついてはいませんでした。もっと議席を取れた、と思っていたのかもしれません。それから、また、2年ぶりに議員としてのファイターとしての日々が始まるわけなんですね。





早くも、全国に選挙のお礼参りを兼ねた、参院選に向けた総決起集会に当たる「お話会」を開始されていて、隙のない段取りがなされています。しかしながら得票数は先の参議院選挙よりも大きく減らしています。いつも新たな力を取り込むことには自信のある太郎さんですが、取り囲む聴衆は全国で都度、温かい空気を作ってくれるけど、その向こうでは冷えていた人々がいたことを、なぜなのか分析しなくてはならないですね。


もっとも、創価学会&共産党支持者という、スイミーな(一枚岩で動く)人々の中に、山本太郎さんへの支持を辞めさせるための言論(レッテル貼りなど)や、各層への、小グループ単位の価値観の統制はよく見かけます。

今回はそれらがスパークする中で、ご本人とボランティアが、日頃の努力の成果で逃げ切った感があります。よくぞ逃げ切ったと思いますねー。ご本人達の取り組み姿勢のせいではないこともありますけれども、それでも衆議院に3名となったのですから、運営の見直しはさすがに必要になりますね。


<ボランティアが支える政党について>

市民政党を提唱する、太郎さんとその仲間の元祖世話人の方は、職員が多すぎるのは良くない、という意見をお持ちです。その方が考えるに、今のれいわの職員数はマックスを超えているとのこと。つまり当初から、方針として人件費の抑制、という縛りがある様です。これは全体的な設計から言って正しいのかもしれず、何とも言えません。(議員が増えれば、今後は事務所費用や秘書などの人件費もまた発生しますし。)

一月万冊というYoutube番組で、ホストの清水さんは、総務省に行って、各党の収支報告を取り出して来たそうです。れいわ新選組の場合、やはり一番大きく費用がかかっているのは、代表自身の移動に着いて回る一座の移動費や宿泊費、街宣費用などが大半とのことでした。ですので、支部運営などよりも、音響やライブ会場設営にお金を掛けているイメージですね。


まあ、だからこその巷でのムーヴメントが現実的に起きていることではあるのですが、前回の選挙で、電光掲示板への高額出費などは、街宣でその為の寄付が欲しいと話されていたとは言え、貧しい人からの寄付がある中で、批判の気持ちを持つ方もいます。筆者から見ると、ポスターのデザイン貼り替えやチラシの紙質など、少し費用のかかり方もチェックする必要がある様に感じます。チラシの紙は分厚くて、種類も次々と生み出され、そのフレキシブルな所はいいと思うのですが、時折、かなり大盤振る舞いに見えました。


外野が何か言うのも良くないかもしれませんが、肝心な事は、会計の監査がきちんとできていなくてはならず、他勢力がボランティアの仮面を被って侵入・工作・資金の引出し・過剰な癒着などをされない様にする必要があります。土台が緩めば、外で街宣する代表の様子にも不安が宿ります。これはボランティアの方々からも不安げな表情を見て取れるとの声が聞こえていますし、私自身も見ていて感じて来たことではあります。


加えて、全国にある勝手連が、拒絶されたかの様な悲しい思いをせずに、緩く繋がり続けることができ、この人達が地方議員として成功していくことが必要です。今回、立候補された方々は人材としても大変に貴重な方々です。例えば今回、選挙区から降ろされてしまった中村美香子さんは、東京都で監査をされていましたから、起用されれば安泰なのではないかと思うのですけれども。

今回、立候補した方々で次回挑戦の資金が出ない方とは、常勤で雇わなくても、謝礼でご意見番として繋がったり、お金を介した繋がりでなくても、運営会議に召集されるなどの名誉職ですとか、少なくとも何らかの意見収集などは行って運営を改革していく必要があるのではないでしょうか。

そうすれば、それぞれの候補者を力一杯応援した皆さんについても、冷めやらぬ情熱がこの後も<炭火の様に>赤々と燃え続けます。これは、前例を見ての話ですけれども、彼らの有機的な活用が可能になってこそ、国民はれいわ新選組に、心底、夢を抱ける様になるでしょう。

忘れてはいけない、<炭火で焼いた食材は、本当に美味しい>ですからね。

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