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Choose life project の騒ぎって何が問題だったの?

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2022/01/13 17:49

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論点が福山叩きはちょっと違うと見た。。。。


Choose Life Projector 、というメディア、告発側の津田大介さんなどがご出演されていて、記者会見によくこられる畠山理仁さんなどもSNS支援していました。しかし、正直、私的には、他に頑張っているインターネットメディアは沢山あるのに、ここだけどうして、こんなに豪華版なのだろうか、と、少し訝しく思ってはいたところでした。


クラウドファンディングにもファッションのようなものを感じて、変わり者と呼ばれる私に於いては、あまり興味が湧きませんでした。(私は究極に芸能界・業界嫌いです。有名人好きな人にとっては逆ですよね。)


何か、果てしなく感じはいいのだが何となくストイックじゃない気がしました。金銭感覚がおかしいテレビ局の人がセミタレントなど使うのでお金がかかるんです!というプロジェクトだったら、クラウドファンディングはどうかなー?、と偏見として思っていた経緯が、自分の中にはありました。。。。。はい。。。。。


▲3年B組金八先生への出演が懐かしい、川上麻衣子さん。今や意識高い系。


案の定、創設者は元TBSの関係者だった方の始めた企画なのですね。勘が当たってました。

でも、佐治さんという方は、金平さんの「報道特集」を、TBSが委託する番組製作会社で働いていた方だったようですが、TBSの正社員ではなかったようです。まあ、今はテレビ人と言っても、そういう形態なんですようね。

お給料はそんなに高くないはずです。TV局は阿漕ですからね。下請けは安く使っているようなんです。下請け番組会社さんは、経営に苦労されていると思います。ただし、TV制作会社の人達と言うのは、酷い扱いを受ける事と特別意識が相まって、大体に於いて態度は良くない。私は佐治さんの人相は好かないです。(笑)


▼Choose life projectさんの動画見ましたが、皆さんは視聴されていましたか?

https://www.youtube.com/c/ChooseLifeProject/videos

こちらのメディアは映画監督や音楽家、俳優などに依頼し、短い社会への願い、呟きなどのコメントを、短時間の動画をシェアしやすいでUPしていく形で、2016年にスタートしております。


ファッショナブルorカルチャーorインテリ層の方々に向けてアピールできるような人選がされていて、彼らをインフルエンサーにしてシェア数を取り、見る人々に選挙への関心を持たせ、言論に参加するきっかけを与えるような主旨で作られている感じがしますが、皆さんはどのようにご覧になりましたでしょうか?

当初は数分間の有名人のコメントという形が多かったので、これをCM型と呼びましょう。その後、2020年の3月頃になると、番組が15分くらいに伸びて国会の審議中継の切り取り(字幕付き)が続いた時期がありました。実はなるほどこの中に、立憲民主党の前幹事長、福山哲郎氏が2度、登場しておりました。


実はこの時期(まさに2020年3月)、CLPの佐治氏から、福山前幹事長に活動資金の援助を頼むための「プレゼン」、があったとされます。(2022年1月12日の立憲民主党幹事長会見での調査報告から)そして、佐治氏は同じくこの3月、ここまで勤めていたTBS系の番組制作会社を辞してCLPに専念するような声明を出していたようです。これは、偶然ではないですよね。彼にとっては「起業=スタートアップ」に向けた動きだった、資金集めは当然の事だった、ということでしょう。


しかし、国会審議の切り取り番組に登場するのは立憲民主党だけではありませんでした。国民民主党や共産党の方々の質疑の場面も出ています。安倍政権に批判的なメッセージを持つこのチャンネルは、「野党の味方チャンネル」だったとも、取れます。


ですから、各野党から資金を募っていたというのなら、わかります。(まあ、プレゼンしてダメだった、と言うことは考えられますけど)というのは、今回の抗議文を出されたジャーナリストを含む出演者の多くは、どちらかというと左派の市民に招かれる言論人や新聞記者、というキャスティングだったからです。



▲たかまつんななさんの動画番組サムネイル


当の動画はコチラ▶︎ https://youtu.be/OXCWUsGfdnY




CLPは、3−4月頃に野党の代表格、立憲民主党からスタートアップ用の支援を得て奮起し、従来までのCMスタイル、投票行動の奨励、単なる国会質疑の切り取りから、言論人のゲストを招いて一定の議題について意見を出し合う長時間番組が並ぶようになったということで、多様な意見が反映されるチャンネルになって行きます。

基礎作りのためか、2020年の3月の末から2ヶ月、動画は空白になっていますが、2020年5月30日から放送が再開されました。そこからは、CM的に数分だった番組を、急に1−3時間の長時間の番組となり、意気込みが感じられます。オンライン・Zoomを使ったディスカッションなどのスタイルを取るようになり、一回あたりの出演者が増えています。


当然、主催者側の意識も高まって行きますよね。今までよりも更に、多様な価値観を反映させたくなった(おそらく、与党側の意見の中にも正しいものがあると知った)のではないでしょうか?彼等は、「この先は特定の野党からの支援を卒業し、我々は公共と呼ばれるような番組を作ろう!」と思うようになり、会員募集とクラウドファンディングを開始した、真のスタートアップ、「2020年の7月」に向かっていきます。


昨今の個人youtuber達の様子を見ていると、「番組制作費」として、撮影設備も必要なさそうなので、そんなにお金かかるだろうか?という気もしないではないです。1500万円ですから、私はてっきり、ゲストへのギャランティも支払っているのかと思っていたのですが、出演者で今回の抗議文の表明者の一人である津田大介さんによると、ギャラは支払われてはいないということらしいんです。


遺憾の意を発表された、津田大介さん、望月イソ子さん等が出した表明文はこちらです。▶︎https://medium.com/@tsuda/choose-life-projectのあり方に対する抗議-7b7e65a79f2c


” CLPは自らを「公共のメディア」と標榜してきました。公党から制作費を得ていた時期は、専従スタッフを置き、本格稼働を始めた時期であり、2020年7月には「自由で公正な社会のために新しいメディアを作りたい」というタイトルでクラウドファンディングを開始し、3147万8500円を集めています。その後、マンスリーサポーター制度を整え、2021年12月31日現在1824人のマンスリーサポーターが登録しています。具体的な金額は明かされていませんが、このマンスリーサポーター制度を通じて毎月数百万円がCLPのもとに入っています。”


月々も含めると、だいぶな金額を集めています。それなのに、津田さんの出演料はゼロで続いていた。、政党からこんなに貰っていて尚、寄付まで集めて、ギャラを貰えないのはどういうこと?という意味なんでしょうか?もしかしたら、それで怒った、という事??


これに関しまして、元AP通信に所属していらした国際ジャーナリスト、WEBでビデオニュース主催の神保哲生さんは、1月12日の立憲民主党幹事長記者会見に出席し、必要な質問をした上で、翌日以降に一つ、「日本の報道メディアの倫理基準を再考する」という番組を作成し、リリースしました。

▼日本の報道メディアの倫理基準を再考する(再考)

https://youtu.be/MEQJqVDQysQ


こちらで神保さんは、AP通信の厳しい規定を紹介し、ジャーナリストが買収されないようにすることが、いかに徹底されるべき厳しい規律であることを強調しました。日本の場合は、コメントするだけでメディアからお礼のお金が支払われてしまう、TVだと出演して話すだけで10万円単位の謝礼が支払われると。それは本当は好ましいことではないみたいです。本質的には間違っていること、という意味のようです。交通費とか?取材経費を持ってもらうのもダメって表にありますよね。


そう考えると、津田さんを始め、この出演者の皆さんがギャラをもらわないのは、当たり前のものなのですかね。まあ、AP通信に勤めていれば、交通費も精算できるし、お給料はいいんだろうけどなあ。。フリーランスでしたら、どう生きていけばいいんでしょう?笑。


すると使い道はスタッフが生きて行くための給料が使い道かしらん?むしろ運営スタッフに給料を出していたという面を、ボランティアで構成される他インターネットメディアの方から非難されているような状況も見られました。しかし、会社を辞めた若者たちに生活の基盤がなかったとしたら、ボランティアできる状況の方々とは比較になりにくいです。福山氏は数名の若者たちの生活費を「自立支援金」のつもりで工面したのかな?と。(今までの自主的な寄り添い、価値観の発信、選挙への協力などへの御礼、みたいな意味も込めて)


するとあとは、問題になるのは、理念です。津田さんや望月記者、南彰氏が問題としたことは、以下の2点でした。

※事実としての幹事長からの返答を、(  )の中に記します。


①「公共メディア」を標榜しつつも、実際には公党からの資金で番組制作を行っていた期間が存在すること(・・・・しかし、公共メディアを名乗った後には資金注入はなかったはず※細かく後述します。)


②その期間、公党との関係を秘匿し、一般視聴者から資金を募っていたこと。(・・・福山氏と佐治氏の間には、内密にしよう、という同意は交わされていないし、出演者が携わるよりずっと前の時代に、彼らが野党側の意向に沿った番組作りをしていたのは知っていたはず。)


抗議内容が要約された一文にはこうあります。

「CLPがこれらの点を視聴者・サポーターならびに出演者に秘匿しながら活動してきたことに、深い失望を覚えます。また著しいコンプライアンス/ガバナンス意識とモラルの欠如に対して、報道・メディアに携わる者として強く抗議します。」


でも、

(・・・福山氏と佐治氏の間には、内密にしよう、という同意は交わされていない。)

(・・・・しかし、公共メディアを名乗った後には資金注入はない)

という、西村幹事長からの報告を得てからコレを読んだ私にはちょっと。。。個人的には、この抗議内容に若干、違和感を覚えました。皆さんは如何だったでしょうか?


立憲民主党の西村幹事長は、あからさまに党内の人間をかばう訳ではないものの、以下のように述べています。

「出演者や視聴者の皆様に疑念を与えたことに対し、お詫びする、この判断は幹事長裁量とは言え、あまりよくなかったと思う。特に新執行部としては、限られた予算の中でこのような出費は好ましくなかったと感じる。」


一方、佐治氏からは、やはり活字での発表があったようですね。以下、写しです。


「私はそれまで所属していたテレビ制作会社を退社しました。私自身、テレビ局を辞め、まずは働き口を探し、生活をせねばならず、この活動と並行して働ける仕事を探しているような状況でした」としたうえで、

「支援者を探しているプロセスの中で福山前幹事長と知り合う機会があったことを通じ、一時立憲から資金提供を受けていた」と説明。その上で、

「資金提供期間に特定政党を利するための番組作りはしていない」と強調した上で、

「私たちの甘えと弱さから今回多くの方々の信頼と期待を裏切ることとなりました」と陳謝した。


================


まずは私は、立憲民主党の代表記者会見で、泉代表が若い頃に秘書を務めていた同じ京都選挙区の福山哲郎参議院議員(前幹事長)の責任追及をメインテーマにしようとしているので驚き、あまりの不自然さに、この動きの目的を新代表とその後ろ盾への攻撃と取りました。


その対処のため、むしろ、こちらの文書にアクセスするのが帰って遅くなってしまったくらいです。(一部、FB速報では叫びが先行してしまい、すみません)


清水の舞台から飛び降りる気持ちで、【既存の間違ったメディアの世界】を飛び出した彼らが、これまでも価値観を共にしてきた政党からの助けを得て、短い言葉で政権批判をする路線から、細やかな議論を大事にして行く番組に価値観を拡大し、「公共なメディア」を目指して、「クラウドファンディング」に切り替えたのは、単独政党からの支援に縛られず、更に与野党支持者から広く興味を持ってもらえるような事業に「切り替える」ための前向きな考えだったと思います。


(まあ、こういう良きものを潰せという、理屈なきミッションに協力する金づる達、というのは、総合的に、よく見てきたし、自分も体験してきたんだよなあ、というのが自分の素直な感覚です。15年の総合データで考えても、この形式の可能性が高いかなという気はします。)


私が特に違和感を覚えるのは、そのプロセスに対して、足元に銃を向けるようなことをして身内が批判を公開したのは悲しい。NHKのあり方にも疑問を呈していけるような、将来の国民の財産となる芽であった小さなメディアを簡単に失わせるような、勿体無いことをしてよかったのかな?と思う訳ですね。


それに、こんなに小さなメディアに「政党が影響力を買収」だなんて見方が、この場合、当てはまるのだろうか?そんなことをしなくても、2016年当初から、選挙への投票行動を促す協力的な内容発信などを通じて、彼方から野党側に寄り添ってきた訳ですしね。プレゼンだけが理由ではないんでしょうよ。


例えば逆に、野党側と一緒に歩んできたchoose Life projectが、仮に自民党に資金提供されて「らしくない番組づくり」や、「らしくない価値観発信」を急激に行い、そして主催の司会者が今までのキャストの皆さんを裏切るような発言をしたりしたとしたら、彼らがこれまでの善意での協力の成果をを否定されて、戸惑い、抗議を公開で行うことにより戦うのは理解できます。


が。。。。。どうでしょうか?皆さんはどう思われますか?


製作者と視聴者の真ん中にいて、支援者とあらゆる政治団体を結ぶ役回りをしている訳ですから、キャストの皆さんは価値観をあらかじめ承知して共感していたから出演したのだと思うし、なぜ、彼らがこのような身内へのメセナに対し、波乱を起こしているのか?実にに素っ頓狂なことだと、私は感じました。


この抗議文、著名人によって自身のTwitterとブログによって拡散されたのですが、記者会見は開かれませんでした。そのことには多少、一般からも疑問が呈されています。

同時に、佐治さんも福山さんも会見を行っていないため、お互いがお互いへの傷を浅くしようとしているとも考えられるのですが、記者や一部の方達は、不満と共に一抹の不安というか、訝しさ、疑念、を感じてしまっていました。



▲1月12日の幹事長会見に来て助言と質問を行う、神保哲生さん


しかしなぜ、立憲民主党は、番組制作費として、広告代理店に支払いを命じたのか?メセナの要素が強い、寄付のようである、なぜ、行き先をはっきりさせ、寄付と位置付けなかったのか?とも、数名の記者に指摘されました。


私が想像するに、「様々な支払い業務自体を広告代理店に委託している」という昨今の政党の習慣を用いて支払うのが、福山幹事長決済に於いて、一番面倒臭くなかったのだろう、とは思います。(党内の事務を煩わせない意味で)。佐治氏がまだ在籍していた番組制作会社へ支払いをすることは、広告代理店からの支払いルートとして既存で不自然でなく、佐治氏に確実に渡ることもあり、説明が入らず、手っ取り早かったからではないでしょうか。


政府で言う、官房機密費のような、所謂、対外的に表現しがたい渉外用の出費をする場合、政党には、同じように、言いにくいお金を扱う幹事長権限というものがあるのですよ。ですから私利私欲に用いるものでない限り、幹事長には周囲を黙らせたまま決済できる権限があります。だから「幹事長決済」と繰り返しアナウンスされている訳ですね。


与党の幹事長がこれを用いる場合は、国家に関することー諜報活動、外交問題、口止め、ある種の隠蔽など、大変大きな金額が、「国家と天皇家を守衛するため、外交的危機を回避する為に」通常は使われます。だからこそ幹事長の信用は絶対的でなくてはならないのですが、実は日本に消費税が導入される際、約三千人の経済学の専門家に、口止め金が配られたという過去もあります。(此処から考えても、消費税が正しいシステムの訳がありません;笑。)


この隠蔽性を用いて、総裁選に工作を施し、菅首相を誕生させるために4000万円が使われたのではないか?という疑念の元、菅政権に致命的となった「パンケーキを毒味する」という映画が作られました。

(参照:映画の公式HPhttps://www.pancake-movie.com


二階さんと菅義偉氏、二人とも総裁選の前に地位を追われたのは、この総裁選に於ける金銭工作の疑いや、国民に誠実な自民党議員を落として維新優遇の選挙工作を行っていたという事実、これらの二重の支出を、官房機密費から行っていたのではないかと疑われた為だったと思います。政党交付金の向こうにいる国民と、そして党員に対する露骨な背徳行為ですからね。


いやあ、腐敗って怖いですね。利権の為には、何も厭わなくなるんですからね。


此処に見られるように、いかに幹事長であっても、私利私欲・権力維持を優先し、党員を裏切る事は許されないのです。今回の、福山幹事長のCLPへの出資は、そう言った背徳的なものではなかった、という判断です。


+++++++++


新幹事長の西村さんの報告を、最初から最後まできっちりお話を聞くと、立憲から出金されたのは、2020年の8月から10月にかけて、3回に分けて支払われているんですね。しかもですね、博報堂からの請求書に従って、支払っていらっしゃるんです。


●2020年8月7日に447万円、

●9月4日に563.7万円、

●10月9日に238.4万円


支払いは、先に博報堂から届いた請求書に従い、他のものと一緒に払ったそうなんです。



これが、どういうことかと言いますと、私は経理もやっていたので、感覚的にもわかるんですけれども、こんなことなんだと思うんです。


おそらく、福山氏が「じゃあ、佐治に払ってやっといて」と鶴の一声、しますと、佐治さんが勤めていた番組制作会社が、choose life projectに、制作費として先に3月か4月に支払ってやるわけです。その支出を費用計上して、番組制作会社は博報堂に請求書を出します。


例えば、3月付の請求書を番組制作会社が博報堂に出して、、4月末又は5月末までに、広告代理店、博報堂が支払いをし、その支出を費用計上して請求書を作成、4月又は5月の支払実績に対する形で、立憲民主党に補填のための請求を出したんでしょうね?


例えば前月の分を締めて6月1日などの日付で請求書を発行すると7月末までに支払われたりしますよね。それが8月の頭に支払われるとか、ですね。。。イメージ湧くでしょうか?


そういうタイムラグがあるはずなんです。だとすれば、四人の発信者が最初にこの問題を受け取った時の印象が、この8月から10月にかけての、立憲民主党からの出費であれば、確かに相当、抵抗感が生まれただろうな、と思うんですよね。


するとですね、choose life project側の仲間割れによるリーク説って本当ですか?って思うのですよね。内部当事者であれば、お金を受け取ったのは、3月から6月の間の受け取りで、終わっているんですよ。5ヶ月遅れで博報堂に支払う側の立憲の経理記録をリークしたのは誰でしょう?


これも創価学会による、バンキング・ハッキングですかね?(ほんと、悪い奴らって最後に頭が悪いから、こんな風にアリバイがおかしくなる。


この、立憲民主党からの支出の時期が、先に彼らに一次情報としてリークされていたのであればそれで思わず、キャスター達の感情が強く動いた(クラウドファンディングの最中に当たるからです)。。。それが後から、大事を取るように、春(3月、4月)から数ヶ月、という表現に訂正された、ということはないのだろうか?


***


神保さんに、「寄付の名目での支出ではないの?」と聞かれ、西村幹事長は「業務です。番組制作費となっています。」と答えた。確かにchoose life projectの番組は、漠然とですが、立憲民主党を後押しする価値観の発信にはなっていらしたのではないかと思います。それで「業務支払い」の取り扱いにできるのですかね?


<価値観の発信を通して、選挙の役にはたったかもしれない、これまでもこれからも>

⇒ 寄付ではなく業務処理で。だけど、立憲民主党のPRはしていなかったと弁明。


どちらにしても、この程度の規模では、一般への、マスのメディアのような影響は見受けられないと思います。なのに、どうしてこんなに騒ぎにされなくてはいけないのか?と思いませんか?それならば、NHKによる、与党の価値観やニーズを反映する報道を、歪みを、もっと他局や新聞社が報じても良いのではないでしょうか?


そして、寄付としての位置付けがなかったことを責められていらっしゃいましたが、折角、此処まできたメディアさんですので、むしろ、野党側メディアとして利用し合えるよう、寄付を各党から割合を異にして、番組の内容もそのように配慮して、寄せ集めて運営するのも、全く悪くないと思いますよ。いっそのこと、今後は寄付にして、各政党、一定の少額をお渡しして、choose life projectとの連携を露にしていくのもいいと思います。


それにしても、桁が違うと思うのは、特に安倍政権下に於いて、電通という会社が税金をどれだけ持ち去る会社だったかというのは、みなさんも日々、聞いていらっしゃると思います。彼らの高額な給料を維持するために税金が使われるって馬鹿馬鹿しいでしょう。まあ、それ以上のこと、国外流出、もありそうですけど。




しかし、もっと大きな金額で、政党助成金からの団体への供与が浮上しました。フランス10さんの上げた問題です。広告宣伝費、動画制作費、広告業務委託費、で支出された、「ブルージャパン株式会社=一般社団法人Redemos。」への年間3億、合計9億を超える拠出です。


攻めるとしたらこちらですね。(しかしマスコミさんはシーンとしています。)


この団体は立憲民主党を作った側のウェブデザインを担当していた若者達が、広告代理店としてその後も君臨していると言う事になり、Redemosの活動を、ブルージャパンという会社化にしてあげたのが、立憲の事務局のドンと言われる秋元氏ですので、ブルージャパンという広告代理店は、ほぼ立憲民主党の為に存在していると思うのですが。


ブルージャパンの業務内容はおそらく立憲民主党が生まれる前から、SEALDsが協力的に行っていたことの延長にありまして、 HPやSNSコンテンツのデザインなどを請け負っていると思われるのですが、その関係は理解できるとして、それにしてもこんなに多額の金額が必要でしょうか?


▼此処までの、ブルージャパン(株)への支出 新旧立憲民主党分4年間https://www.jijitsu.net/entry/rikkenminsyutou-bluejapan-seijishikin


▼ここにTwitter投稿された方のまとめなどが出ています。

https://anonymous-post.mobi/archives/15100


▼秋元さんと言う事務局のドンという方が天下り💦していると。(後述する宮嶋氏の項へ)

https://facta.co.jp/article/202109028.html


先程書きましたように、実質、立憲民主党の最初の選挙をを大成功させたのは、このRedemosの前身のSEALDsに集う若者達を、法政大学の山口教授や、上智大学の中野教授が付き添って選挙動員をかけたのが大きな要因でした。

写真のようなプラカード運動(バーニー・サンダースの選挙運動を模したもの)、そして自作の歌詞をラップに載せて、若者のフェスタ感覚の選挙運動が繰り広げられ、内容は立憲の候補者を応援するものでもあり、「野党は安倍政権を止めてくれ」というものでした。

立憲デモクラシーの会に集う生徒父兄の願いを反映した活動が、全国の若者や、若年層の社会人にうまく伝わり、仲間を増やし、政治に関心を持たせる事に功を奏した、といった経緯からであります。



シールズ(SEALDs)▶︎https://www.sealds.com

リデモス(Redemos)▶︎https://hiroshimastyle.com/blog-entry-2050.html


立憲デモクラシーの会は、主に憲法学者で構成され、憲法に沿わない政治が横行する今の日本を憂いて結成されています。


つまり立憲民主党の存在意義は、日本国憲法を理解し、守り、与党に憲法に沿った政治をさせることなのです。これを忘れてはいけません。



立憲デモクラシーとSEALDsの共同体は、むしろ公明党にとっての創価学会のようなもので、買収された市民ではなく、当初からの支持母体です。


WEBデザインやキャンペーンの内容は知的で明るく、学生のデザインやアウトプットの感覚を採用したもので、従来の選挙のイメージや意味を変えたのでした。(バーニー・サンダースの選挙スタイルというアメリカからの潮流もありました。)だから元々、立憲民主党というのは、彼らの代理人であり、彼等のもの、です。


立憲民主党はそもそも、元SEALDs、そして立憲デモクラシーの会、彼等の物なのですね。


ですから、立憲民主党が、選挙やPR、市民に伝える為のコピーライト、図表、宣伝物を継続して彼等に発注し、対価を払う関係性は健全なもので、全くもって納得できます。しかし、もし、対価以上のものが支払われ、ブルージャパンが電通のような役割を果たす性質を帯びてくると、広宣物から伝わってくるものも、スピリットが形骸化して、変化してきてしまいます。


皆さんは広宣によるブランディングというものを、どうお考えですか?本来、老舗のブランドは、血の滲むような努力の上に獲得した信頼の上に輝くものなのに、それを理解していない人間が、大して価値のないものに価値を持たせるかのごとくコピーライトをつければ、虚偽になります。人々に与える印象はどうでしょうか?


極端になれば、政策はただのコピーライトとして選挙中だけ踊り、政治家や政党に中身がなくても説得力だけが出てしまうことになります。そして、それが露呈してしまったのが、横浜市長選挙における山中竹春氏の「お気軽な経歴詐称草子」ということだったのではないかと思い至ります。

大して政治や市長としての仕事に興味を持っていた訳ではない人が政令指定都市の市長になってしまい、裏方さんは皆さん、大層な苦労をされています。


▲横浜市新市長。Redemosのデザインと思われる広宣物で市長選を闘った。


税金を投入する広告代理店をのさばらせることは、拝金主義に陥り、騙す人が結果を出した人として持て囃されて、あり得ないような巨額の富を得るという構造を発展させ、周囲にも世の中は金である、と見せつけてしまいます。それはねえ、あまり、よくないんじゃあ、ないでしょうか。。。


▼横浜新市長の欺瞞を何度も取り上げた、SAKISHIRUの記者の、この件へ寄せた記事。

https://sakisiru.jp/18677

chooseへの出資も、ブルージャパン(株)を通してのようです、と書かれていますが、実際は、後からわかったのですが、博報堂でした。元アゴラの編集長が運営する、注目のサキシルさんです。ぜひお読みください!


******

【1月12日の幹事長会見に、FACTAの宮嶋さん登場】


立憲民主党の西村ちなみ幹事長会見では、上記に挙げた、ブルージャパンへの立憲のドン天下りという記事を昨年夏に発しているFACTA編集部の宮嶋様が質問にお見えになりました。ベテランの方です。60代かな?そして大切なことをお話しくださいました。


「福山哲郎元幹事長の独断でお金が動かされたという体ですが、私は独断とは思いません。こうなると、福山哲郎さんが気の毒であります。CLPの話題、これは立憲民主党の中の、枝野幸男一強時代の、一握りの部員の体質が露になったものに違いないです。こういう事が当たり前になってしまっているんです。」


「私は、夏にブルージャパンという会社の問題を記事にしました。ブルージャパンという会社はペーパーカンパニーのようでもあり、皆さん誰もその会社の存在を知らない。むしろ、「何それ、枝野さんの会社?」と聞かれるくらいでした。」


「立憲民主党、枝野さんと福山さんの下に?ある一握りの人達が、お金の流れを作っている。もうこれは「体質」と呼べるもので、考え方がそれで徹底されている為、こうした問題は必ず連鎖する筈です。新体制の皆さんで、この点は是非、よく調査して、参院選の前に膿を出し切って欲しい。よろしくお願いします。」


これに対する、西村ちなみ幹事長の返答は、この記者会見で何度か繰り返された言葉でした。


「特定のメディアへの拠出が悪い、という事ではなく、むしろそれを知られないようにしながら世論誘導したのではという疑念を持たれる方もいらっしゃるからです。隠蔽のための合意は特になく、当たり前のルートを使って拠出しております」


「私共も、使いたい事が多くある限られた党費の中で、特定のメディアにいつの間にか拠出されているという事は、あまり共感し難い、と考えています。今後は、支出に対するチェック体制を強化して、党内のガバナンスのあり方を点検して参ります。」


「そして、公党にとって、政党広報のあり方が、どうあるべきか、どうあるのが良いのか、しっかり追求して参ります。」


いやー。もしも、一握りが40人だったらエライ事ですが、悪い事をして党政を狂わせていたので有れば、離党していただいて結構結構。




FACTAの宮島さん!!お運びくださって、本当にありがとうございました。これを機に、立憲民主党の体質の「謎」な部分を調査改善する事ができるでしょう。なぜ、党内が悲しくファシズム化していたのかも、少しわかるかもしれません。


新代表の泉さんが理想に思う、闊達な組織体制に、早々に生まれ変わっていけますように、私達も応援したいと思います。


それから、共産党に恨みを買っている京都選挙区の福山氏が、重要な人物であるにも関わらず、いえ、重要な柱であるからこそ、参院選で落とすように画策されている可能性があると、私は思います。


京都は聖地として、世界の金融マフィアや中国から、侵食される恐怖を、住民が味わっていると思います。だからこそ、物事に戦う事のできる福山哲郎氏は、大切な防波堤だと思うのです。京都は、アニメーション会社の火事なども思い出せば、北海道と並んで、だいぶ不穏なことになっているのではないかと思っております。


心配しています。京都。


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