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防衛省大臣記者会見、フリーランスに門戸開かれるも。。。

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2021/02/12 19:38

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かつて理事の片田直久さん(静かな編集者)の司会で、山本太郎さんの参院選後の記者会見が行われたのが、渋谷のJAJ=日本ジャーナリスト協会(旧自由報道協会)です。

https://j-aj.jp/outline/


畠山さんのTwitter投稿(防衛省の記者会見のフリーランスに厳しい条件が加えられた件)に、法務省でも同じ規則になり、自分の寄稿する雑誌は審査対象からさえも外されてしまった、いう女性記者からの嘆きのリプライがありました。


既存の古いマスコミ関係の協会、に加盟していないと、記者会見に参加する無条件資格が得られず、雑誌によって差別されたり、インターネットメディアも時代錯誤に苦しく、選別方法が旧来の価値観に頼っていて、非常に前向きでない怠慢があると。。(ハフィントンポストも入れないというから驚きです)


その他は、非常にイチャモン的な条件を要求され、個人であれば、まるで高い壁を作られ、自分の身寄りの無さを叩きのめされたような気持ちになります。フリーランスは独り立ちできるほど優秀な記者であり、現在のWEBニュースの体制になってくると、会社さんは東京にあるとも限りません。どこにあっても新興であっても良いニュースサイトは読まれるし、そこに寄稿しているのはフリーランス記者です。何故、そんな失礼な扱いを受けなくてはならないのでしょうか。


以前から防衛庁は、安全のためということでフリーランス記者を受け付けていなかったのですが、大臣が新しい内閣で変わった結果、今回から入れるようになったという期待値もあり、畠山さんは意気揚々としていました。

しかしながら、良くない通知が来たのですって。理由は防衛関係の記事を書いていないから。以前より、特に省庁の保守的な記者クラブに対し、粘り強く交渉し、フリーランスに入場の機会を開いてきてくださった実績ある功労者なので、畠山さんを「記事の内容が国防に関係なさそうなので」という理由で外すのは、あまりにも《強権政治宣言であり強い当てつけ》だなと感じてしまいました。


「先兵のお前さえいなければ楽なのに」


という、省庁役人や既得権倶楽部の声が聞こえるようです。


私はこの感情的勢いを借りて、以前から自分の中で疑問がくすぶっていた部分を、直接、何かの問題解決の糸口にしようと考えました。 今しかない!という感じです。

そこで、畠山さんと上杉隆さんと神保哲生さんが立ち上げた旧自由報道協会が、現在は受け継がれて「日本ジャーナリスト協会」となっている事務局の受付で、現在の対応” を伺ってみようと思い、今日は渋谷の一つ手前の停留所でバスを下車しました。


思った通り、事務所に人影はなく、(なぜかと言うと非営利の公益法人であり、毎日仕事があるかと言うとそうでもないだろうからです。電話の上に、宅配便の荷物を届ける先として、㈱サイゾーの電話番号が貼ってありました。

なるほど、代表者の苫米地さんがオーナー(社長ではありません)の会社ですよね。試しに電話をかけてみると、私がJAJの事務局の者ですので出向きます、といって一人のお兄さんが飛んできてくれました。


カフェで少しお話を伺っていいですか?と聞くと、苫米地さんからも「小山さん」という人からTwitterが来てるので対応してくれ、という話は聞いていたので、出来る限り自分がお話しますと言ってくださいました。旧自由報道協会の時から内部にいらっしゃった方のようです。


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アメリカではジャーナリズムへの期待が強く、協会はフリーに取材費などを供給しています。しかし日本ではジャーナリズムに莫大な寄付が集まる習慣はあまりないですよね。ちゃんと集められているのは、田中龍作さんくらいですわね。


アメリカと違って民主主義をプレゼントされた日本人は自分でその砦を守ろうという意識が薄く、もう本当に国民が政治に怒って怒って!!という感じにならないと、協会に対して寄付は出てこないでしょう。むしろ政党や政治家に寄付は行ってしまうのよね。


という訳で、「公益法人」という事で集金活動にあたる商売はできないので、割と楚々とした活動になっているようです。でも、公益法人には何かしら、強みはあるはず。。。


スタッフも募集欄には「ボランティア」とあるので私の就活先にもなりません笑。事務局のお兄さんもその上司も、生業としては別の仕事を持たねばならないようです。 このお兄さんは幸い、代表理事の苫米地さんがオーナーを務めるサイゾーの社員であり、事務所が近くにあるので、秘書業も兼ねて、何かあると動いてくれるらしいのでした。


苫米地さんが上杉さんからこの組織を引き継いだ時に「できることはたくさんある」と記事に書かれていました。記者パスの発行、交流会、セミナーや講演会などの催し。年間アワード選出は記憶に新しいですが確かに実施中ですね。


苫米地さんという代表者とその内容に、私なりに期待していたので、それが実際はどの程度実施されていて、この協会がどれだけ実存性を持っているのか知りたかった、というのが直接の訪問の理由です。


記者クラブの問題は、元々、うちらの国では、国策広報の為に生まれた面もあるシステム故に、かなり保守的で根深いです。大手新聞社、大手テレビ局は省庁内に部屋をもらっていて、記者はそこで過ごします。大手マスコミの、記者会見のための連帯クラブですので、情報を囲い込む既得権益なんですね。しかも問題は記者会見場の中における優遇性だけではないようです。


地方では警察が情報出しの実権を握り、記者を一人一人、権力側に手なづけてしまうのだそうです。結果、国民が本来、切り込まなくてはならない質問がなされなくなってしまう。そんなこんなで、畠山さんは、本来なら面白い文章を書けば良いライター業でありながら、友人のジャーナリストたちの為に、グランド整備のつもりで、フリーランスの席を切り拓いてきたのだそう。


フリーランスが省庁の記者会見場には入れないのは、保安上の問題があると言われたりするのだそうです。では、日本で名だたる存在であれば、身元保障を協会がしてくれるのが理想的では?


というわけで、私はまず、記者パスについて尋ねてみました。苫米地さん自身も、就任時に記者パスの発行について謳っていましたし、うちの会員は許可される出版協会などと並列されないのは何故なのか?とTwitterで呟いてくださっていましたからね。


事務局さんに伺うと、現在の登録会員は30名くらいですが、全員に会員証パスを発行しているという事実はありませんでした。外国の例えばホワイトハウスに入れるようにと、記者パスを発行する際には、理事会でそのフリー記者の評価協議を一件一件行っていらっしゃるようで、パスを持つことが出来るのは、会員一律ではないそうです。


逆に言えば、登録会員は不特定多数に沢山欲しいけれども、JAJのパスを発行できるジャーナリストであるかどうかの「クオリティに関する審査」は、改めて理事会が集まって審査する、という感じなんですって。


この協会もジャーナリストのバックアップの為に存在するとはいえ、ジャーナリストの評価機関かというと、最初からそうではないし、全てのフリージャーナリストと価値観を同じくするものではありません。 会見の場は提供するが、内容を保障するものではなく、それは外国人記者倶楽部と同様で、希望した方が使えるのだそうです。まあ、もちろん、協会主催のものもあります。


個人の質の向上を目指そうと登録いただいた一般会員の中で、粗雑なクオリティの線引きは難しいという内容。まあ、主催者としては、ごもっともですけれども。


そして記者会見の頻度は?あまり多くはないという印象ですね。ただ、増やしていく意思はあり、コロナで足留めされているのですと。うーん。でもこのままだと明けない夜になってしまいますよね。。。ジャーナリストが奮起できなければ 、マスコミの偽宣伝に乗ってハンメルンの滝壺に運ばれていくだけです。。。。。


講演会は?これもそんなに多くないですが、今も慶応大学教授の講演企画があるそうです。そんなに高い講師でなくても、登録しているジャーナリスト自身が持ち回りで自分の詳しい分野を披露するのはどうですか???と林克明さんの草の実アカデミーの話をしてみました。帰属意識を持たせる為にはお金のかからない方法です。


でも少なくとも我々の方も、機会を増やそうとしているんですよ。。。。。

でもコロナが。。。。


コロナやワクチンは強権政治の為にあるのに、コロナに怯んでどうするんですか!?もうすぐ間に合わなくなっちゃいますよ!ジャーナリズムがなくなっちゃうかもしれないですよ!!!


しかしながら、代表者や事務局は、民主党政権の時に発足した自由報道協会の時に比べて、与党側の人間の発信もできるように偏りないような場にして信用を高め、国会や政府への申し入れが出来る頻度を増えるようにしたいと考えているご様子です。


そこは前身の組織体の性質を全く無視するわけにもいかず、新代表としては変化による傷みに気を遣う所だかもしれませんけどね。そこはアメリカと違う。ウエットな日本人ですしね。


また、フリーのジャーナリストへの理不尽が懸念される事態や、言論の自由、情報を得る国民の権利が脅かされるこのような時のために、理事には国会に顔の利く二名の大御所も備えている、のだとか。それが以前の協会とは違っていると強調されていました。


今回の記者クラブ問題でいただいた回答は、既に片田さん交えた理事数名と話し合い具体的に対策に動き始めており、申し入れなども準備していますから、もう少し待ってくださいね、と。そしてご本人達にはもう連絡済みで、トークショーやりますので楽しみにしていてくださいねと。


楽しみに?問題がエンタメに変化していますね。 事務局人数少ない、専任でないので時間も少ない、理事の方を集めるのも日程調整が大変だったりして、常勤のような動きはなかなかできないのですって。ZOOMでいつでも集まれそうな気もするのですけど、どうなんでしょうか。。。。


代表は穏便に事を進める人物らしいので、確かに無理強いはできないですけれども。

間に合うかなあ。日本沈没に。。。。


上杉隆氏が後任を依頼した苫米地英人さん

https://re-sta.jp/tomabechi-hideto-3019


たくさんの株主、CEO、だから非営利の公益法人の経営、はお手の物という事で。しかしこの方はジャーナリストではありません。各種博士と言ったところです。大学は上智大学→MIT(マサチューセッツ工科大学)ですが、その後の経歴を見るともう、把握しきれません。所謂、マルチ天才です。そしてあの、イエール大学も。


なので、実務肌に加え、その方面に詳しい、という事は話が早い方だという事。


数年前にTPPがどんなものか、山田先制外岡対談の後に、とても的確にお一人で語られていて、その頃、そういう方は殆ど存在しなかったので、驚愕ものでしたよ。今見返すと、全て当たっていますから背筋が寒くなりますが、本当に言論表現が的確でした。 


山田先生との動画は2016年でしたでしょうか。 それを見ていたので、普通の議員さんよりかなり知見は上、と思って見ていました。※なので今回は、山田正彦先生と、トーマスカトウさんのお名前を出して、アプローチしました。


ええと、結論、髙能力な、だが、確実に地球人といったところでしょうか⁉️


生きる望み、能力の果てしなさについて啓蒙されてる先生です。イエール♪ いつもグッチの模様のソファに座ってるよね()


事務局さんにお話が聞けて良かったです。でも、トークショーって。。。() でも、見世物になって終わっちゃだめですよ。絶対に進歩しましょうよ。結果出さないとですよ。

結果出さないとですよ → 片田直久様に響くらしい 


→  と思ったら、博士のコーチングの動画にそんなタイトルのものがあったようです。

https://youtu.be/E-ti7b-Z_Qs

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