医療従事者の気炎、教育をフレキシブルに、都議選候補者ふうさわ純子@れいわ
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- オリンピックに医療従事者派遣無理です
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- 井戸端会議重要
- スウェーデンのスタディサークル
- フィンランドは宿題がない
- オランダは子供が授業を選べる
ふうさわ じゅんこ(風澤純子)さんは、今回、世田谷区から都議選に立候補。
50代に入られたばかりの女性で、お子さんがお二人いらっしゃいます。慶應義塾看護短大を出られてから一筋、大学病院の看護師を30年勤められた方です。
一つの職場に正規職員として長く務めることが、どんなに信用と気くばりを必要とすることか、皆様もよくご存知だと思います。ですが、議員職はパワーが要ります。本音を稼働していかないと強くはいられませんから、大事なのはパーソナリティですね。
初日の様子を見て、ふうさわさんが相手のお話を伺おうとする目線ですとか、お礼のお辞儀をする姿に「一瞬で相手への敬意と労いが伝わる感じ」がとてもよく現れていました。
私達が議員さんを頼るのは、どちらかと言うと困った時が多いのですから、私たちの通常の生活を理解してくれる方が適任です。
多額の退職金のでる定年を待たず、彼女は今回の選挙に出馬のため、大学病院を退職しました。何を思ってのことでしょうか?
ふうさわさんは、何年か前から病院の方針に疑問を持ち、労働組合に相談して事情を調べてみたりしていたようです。必要人員の計算方法が厳しすぎる。労働時間の融通が利かないギリギリのシフト組み。過酷な労働体系に耐えられなければ、ベテランも退職に追いやられていく。
その他に何があったのか、、、、はっきりとは言えないかもしれませんが、やるせない気持ちを抱えながら、山本太郎さんの演説動画を見つけ、その言葉に希望を感じ、忙しい毎日の合間を縫って、れいわ新選組のポスター張りのボランティアを始めたのだそうです。息子さんもれいわ新選組が大好きなのだそうです。そして今回は、自ら応募して都議の候補になりました。
山本太郎さん、れいわ新選組としては、必ず各分野の専門性の高い当事者を議員として輩出していく、という命題があります。
★短編演説動画集。普通の職業人でしたが、医療現場からの訴えを伝えています。
https://youtube.com/channel/UCehzmDx7NqNEIOaM1AGRtqQ
こちらはボランティアの学生さんが加工している、ふうさわさんの演説のポイント動画チャンネルです。(一本当たり2分程度)
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6月25日の選挙期間初日、小田急線梅ヶ丘駅前の第一声、天気も最高で、白いスーツと車のピンク、写真にもまばゆい光が映えました。看護師のふうさわさんは、もうその風情だけでも特に受け入れられやすい印象を持っていたようでした。
小田急線は中庸で穏やか。梅ヶ丘は瀟洒な戸建てが多い街。年配の上品な方が多く、介護専門の会社もあります。梅見で有名な羽根木公園があって空気も良く、南側に広がる商店街も充実。歩く人も多くて適度に活気がありますが、もう一つの要素として、つい最近まで都立松ヶ丘病院があった街です。
ふうさわさんとれいわ新選組はまた、このようなコロナで病床が逼迫するご時世に於て、都立病院を不採算を理由に閉じていく東京都に、疑問を呈しています。皆さんも同じ気持ちですよね。
駅前市民には、ふうさわさんと話してみたいと思う人が多くいらしたようで、少し驚いたくらいです。通りすがりに見えますが、かなりの住民の方に彼女の存在が受け入れられ、数分間づつお話できていました。
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上の短編動画集の中で「利権に立脚した医療なんて我慢が出来なかったんです」と言っています。
そういえば今回のコロナ禍で、大学病院からごそっと集団離職してますね。彼女は以前の勤め先を口にしませんが、その風景を間近で見ていた一人かもしれません。或いはその本当の訳を知っている方かもしれません。
重労働の医療現場、そもそもの「志」を折られて、正常な心と身体で仕事を続けられる人達の方が稀でしょうね。医療のために一生懸命働く人ほど、許せないこと、今の医療界にはありそうです。
「患者さんを元気にしたい、と考えてこの職業を選んだ医師や看護師達が、今本当に、苦しんでいます。」先日、ワクチンに懐疑的な医師と議員の記者会見にて、マイクを持った女性医師から、そんな発言がありました。
▼お時間あれば参考までに:Lush!クミチャンネル Interview&News
医師と議員450名『新型コロナワクチン接種中止』の嘆願書提出
https://lush-kumichannelnews.bitfan.id/contents/26152
私も国立病院機構で非正規職員をやったことがあって、ものものしい選別の政治が持ち込まれた空気を感じた事があります。私も病院の外、全医労に電話をして不審に感じる状況を訴え、相談しましたよ。案の定と言いますか、コロナ禍に於いてむやみに病院に行く人々が減った結果、昨年の死亡者数が大きく減っているという結果が出ているようですが。
病院、医療、国ぐるみで怪しい!!
いつの時代も、大切なことは変わらないはず。時代と共に移り変わってきた価値観の変容への警告も必要なことはある。そのためには、私はふうさわさんは応援されるべき人ではないかと思いました。茨の道かもしれませんけれども。
そんな怪しいことが仮に無くても、病院では無理な人員計画で普段から二人分、三人分、働かされているというのに、これ以上、オリンピックの選手の為に現場から人を抜くのは、どうやら無理なんですね。
無理というのは、その病院に入院している患者さんや救急の方々への手当に落ち度が生まれる危険があるということです。知事の発言は命を、医療の安全を軽んじていますよね。
仕事があまりにもキツいので辞めてしまった方々、短い時間なら稼働できる潜在看護師さん達を募集し、トレーニングしてオリンピックのケアに送り出す方が、多くの家計の救済にもなります。もう期間がありませんが、せっかく女性の知事なのに、気が利かなくて残念なことです。
現場と真剣に調整をしていれば、様々な案が浮かんでくるはず。
つまり実際には、話し合ってないということではないでしょうか?
★★★★★特別インタビュー★★★★★
さて、7月1日木曜日夜、雨の降る用賀駅の商店街前で、最終のインタビューを行いました。
雨の中の街宣風景
クミチャン : 今回の都議会議員選挙、世田谷区は8枠に対して18名の立候補ですが、有利に思える政党以外にも、現職の候補が多いようですね。
ふうさわ候補 : 普通に無名の新人の私は厳しい立場だと聞かされています。でもせっかく思い切って仕事を辞めて立候補しました。沢山の命、子供達のこれからを背負う気持ちで精一杯、活動させていただいています。街宣メンバーもこんなに良いのですから、絶対に諦めません!!
クミチャン : 仮に受かったとします。都庁と言えば伏魔殿。きっと議員職も一筋縄ではいかないです。私の注目する上田令子議員などを見ていても、少数派にはかなりの神経の強さが必要かなと感じているのですが、れいわ新選組からたった一人の当選だったとしても、 党独自のの考え方を広げていく自信はありますか?
ふうさわ候補 : 先ほど、北村造さんの応援演説をいただいた内容とかぶりますけれども、こう見えても割と態度も大きくて(笑)弱くないんです。強い気持ちで臨み、粘り強く主張します。れいわの政策は不可能を可能に変えます。子供達や今までお会いしてきた患者さんたち、看護師の仲間たちのことを思えば、なんでも出来ます。
クミチャン : 演説の中で再三、東京都からオリンピック選手のために病院現場から医療従事者を抜く話があり、これを無謀だと訴えていらっしゃいます。人手が足りない中命がけで看護をしておられる医療現場の厳しさをまるで気にかけない、無神経な発言ですね。
ふうさわ候補 : 普段から人員数設定の条件の厳しさにより、現場はいつもギリギリの状態に置かれてきました。休みや時短の融通も利かないのに、オリンピックに人を出すなんて無謀です。そもそも緊急がもたらされる場は普段から余裕のある人員にしておくべきです。現場はこんなに疲弊しているのに、上の方はそれすら知らない。もう、絶望したくもなります。
クミチャン : 既存病院に対策を依頼丸投げ指示というのは都庁の仕事をしていないのも同じ。現場に一切耳を傾けた形跡がない、何処を向いて仕事をしているのか。感心しないですね。
ふうさわ候補 : オリンピック自体、一部の人たちのものであり、このようなコロナ禍の状況かでは非現実的です。本当に辞めて欲しいです。来日された外国人の方、陽性なんです。持ち込まれたら、感染爆発と医療逼迫も心配です。
クミチャン : 現在は、新型コロナワクチンの接種を進めるため、街医者に法外な協力金を捻出していますが、これはどちらかというと日本医師会との癒着構造ですね。予算がないわけではない、肝心なところに費用が配分されていません。
ふうさわ候補 : 間違っていることだらけです。医療のみんなも、行政のそんな心を感じると、心底、参ってしまいます。
クミチャン : 話は変わりますが、自分のお子さんの不登校についてのお話がありました。「私なんて不器用でみんなに迷惑だから」という感じ方は、謙虚な日本人としては普通と言えば普通の感じ方ですよ。本来の日本人らしい情緒自体が美しいにも関わらず、むしろ追い詰められていく風潮、子供をありのままにできない今の社会について、今思うことをお聞かせください。
ふうさわ候補 : うちの子は普通の子でしたよ。ただ不器用でちょっと人に気後れするところがあって、でもクラスでのこと、まだ小さいのに気に病んで、追い詰められて、かわいそうなことに円形脱毛症まで起こしてました。教育の場は画一的過ぎるのでしょうかね。お母さん方と「学校が軍隊みたいだ」って話したことがあります。
クミチャン : 田舎の子はよく自分でも「私なんて迷惑だもの」なんて口にしますけど、悲壮感はないんです。私ものろまでしたが自己肯定感はちゃんと残して貰い、のびのび育ちましたよ。東京という競争を甘受しなくてはならない環境がが辛いのか、それとも、学校がおかしいのか。
ふうさわ候補 : 極端な結果が出てくるので恐ろしいです。
クミチャン : 私は今まで、ノイローゼになって教師の仕事を辞めた先生方に何人もお会いしています。学校の教育方針がおかしくなっている、先生方が、管理報告業務に押しつぶされている、自分を追ってくる保護者が恐ろしい、といったことがよく聞かれます。
ふうさわ候補 : はい。おしゃる通り学校も病院も、管理体制ばかりガチガチになっています。同調圧力に追い立てるような感じがありますね。息子には、れいわ新選組が希望みたいです。
クミチャン : 太郎さん、言霊が良いですもんね。太郎さんのエネルギーシャワー浴びたいと思う人はいっぱいいますよ。告知無し街宣は非常に勿体無い。むしろ太郎さんの話を聞きたいと思う人々にとって、今回はとても冷たい(笑)。支持者やボランティアが壁を感じて引いてしまわないかと心配です。
ふうさわ候補 : 皆さん、山本太郎さんの言葉に心が晴れて、希望が持てるんです。息子と一緒に、今後も逞しく生きるために、れいわ新選組だけを頼りに、考えてきたんです。だから私が真っ先に議員になります。
クミチャン : ところで、先ほどの演説で、学びたいことを学びたい時に学べる社会を作りたいと、演説で仰っていました。とは、具体的にはどのようなイメージを描かれていらっしゃいますか?
ふうさわ候補 : そうですね、塾のようでも良いので、もっとフレキシブルで自由な学校の楽しさというのがあっても良いのではないかと思っています。 オランダ、だったでしょうか。 その日の授業を選べる小学校、というのを以前、聞いた事があります。決められた時間割はなく、子ども自身が、その日にどの順番で何を学ぶか決めるそうです。
参考:オランダの例。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/284418/
クミチャン : それは素敵ですね。子供達は、自ら選ぶ、ということでポジティブになれます。それに対して、管理側の都合を押し付けた学びの場、というのは、想像しただけでも辟易してしまいますね(苦笑)。オランダは子供さんの幸福度が高い国ですね。
ふうさわ候補 : あと、授業に親が先生のサポート役として参加するのが自由な学校、というのも聞いたことがあります。自分の子供が心配で行ってもいいんですけど、父兄はあくまでも先生の手伝いという感じで教室に入り、わからない子がいないか見て回りながら、補足説明などのケアをするんですって。
クミチャン : それは面白いですね。子供が心配な親御さんは学校にいていいが、全体への奉仕者であれと。先生との協力関係が出来れば、子供さんの事も特に良く見てくれるようになるでしょう。あと、ご存知ですか?フィンランドは宿題が全くないので、子供達は余暇に於いて、興味のある好きなことをどんどん身につけていけるんですよね。空白の時間に知識が頭脳の中で整理されるので、いい結果が出ています。
ふうさわ候補 : 子供のプレッシャーを軽くしてくれる良い方法かもしれませんね。子供によって今、学びたいこと、興味のあることは他にもありますからね!
クミチャン : スウェーデンでは、放課後にスタディサークルという社会制度があるんです。様々な年齢や立場の人が集い、そこで自分の話をしたり他人の話を聞いたりすることになっています。すると当然、様々な学びになりますし、恒常的に弱者の事情を察知できるので、政治的にもフォローが利くそうです。
参考: 生涯学習社会スウェーデンを支える北欧の伝統「スタディーサークル」
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1161077840736630&id=478707032307051
ふうさわ候補 : 戦前みたいな調教的な学校に戻るのではなくて、日本の学校もフレキシブルに進化したいですよね。どうして物事を良くしようと言う発想が、病院にしろ、学校にしろ、超過管理にしか行かないのでしょう。
クミチャン : 大人に意気地が無いのですよ。。。修正の為にトップダウンする方法を取ろうとするからでしょうね。本当は個人や集団の自治力、自浄力が働く事が大切なので、様々な余計な規則を減らしていくことも必要じゃないでしょうか。
ふうさわ候補 : 日本人て、協調性はあるけれども、横並び社会なんですよね。それは前からそうだけど、そこで過剰な画一性を要求されているというのが、不自然に思えてならないんです。
クミチャン : その場での改善案を話し合う機会を持たずにしまいこんでしまう場合が多くなったのではないでしょうか。昔はもっと、理不尽に対して地域の力があったと思います。管理や締め付けがあったら、それが行き過ぎだと、周囲が諭してあげるような力です。
ふうさわ候補 : 地域のおばさま方の力は、本来、絶大ですよね。(笑)
クミチャン : 自営業や小さな企業だと、経営者と労働者は目と鼻の先なので、様々な問題やアイデアを話し合うことができましたが、今の東京は大企業にお勤めになられている方が多いので、意見を上の人と話し合う習慣も少ないのだと思います。すると地域のこともそうなってしまっている。ゼロではないけど、そういう風潮の方が優勢になってしまっている。
ふうさわ候補 : 学校の自由度、先生の自由度、本人の時間の使い方の自由度の尊重が欲しいですよね。学校の人たちも校長や教育委員会、自治体と言った、上をみる習慣、上に従う習慣、上からのノルマをこなす習慣、から抜け出せないのでしょうね。
クミチャン : 周囲のお母さん達が、井戸端会議的にもっと話し合って、直談判するような力は必要ですね。誰か偉い人にトップダウンしてもらわなければ出来ないと思い込んでいるんです、多分。そんな事をしている内に、イニシアチブを何かに奪われてしまう。
ふうさわ候補 : 私はそれを声に出すために此処にいるんです。全てを投げ打って。
クミチャン : ママさん達がみんな、ふうさわさんのようなことを心に抱えていたはずです。ママさん達がふうさわさんと同じように思うなら、今回はふうさわさんに投票しなくてはなりませんね!!
ふうさわ候補 : お母さん達、皆さん達をも代表します。ぜひ、よろしくお願いします!!