横浜市の各区に、投開票所の人員構成、運搬安全対策などを聞きました!
- 横浜市長選挙
- 選挙運営の仕組み
- 投票所の仕組み
- 選挙における非正規職員
- 開票所にいるバイトの人とは
- 期間任用特別職
- 開票は職員だけで行う
- 投票所には地方公務員が必ず4人居なければならない
- 期日前投票所の派遣社員
- 当日投票所の責任者は街の人
- 自治会長は責任者に
- 創価学会員は自治会長を目指す
- 創価投票所が成り立つ条件
- 投票箱の運搬には気を遣え
- 投票箱と車のトランク
- 選挙立会人の条件とは
- ゼロ打ちキライ!
選挙の日は、携帯の鉄塔を通じて、大衆マインドコントロールが行われます。これはアメリカでも60-70年代から今日まで、繰り返しの実験がなされています。日本でも「無気力を醸造する」「職場からの投票奨励に従わせる」など、まずそれがあります。
日本では他にも、色々写真の証拠や目撃者の証言などで、色々なアナログ被害もあります。しかしこれが、話題として年配の保守の方に投げてみると
「当たり前だよ。随分前っからだよ。自公の選挙開票不正は、ほとんどお家芸だからさ」
なんて言われてしまいます。
防げるところは防ぎたい。市民が凝視することから全ては始まります。
私は世田谷区で詳しく調べたものを元に、横浜市の選挙を検証することにしました。日本人は大抵が性善説です。手薄な部分は改めるべきと思います。衆院選の準備もありますしね。
まずは、選挙期間中、横浜市にメールで質問を送りました。横浜市共通の選挙運営のマニュアルのようなものがあり、区の裁量の部分もあって、大まかな基準に沿って運営し、ところどころ区役所の人数や地域の特性に合わせて、運用が可能、となっているようです。
足とお電話、両方で取材してみることにしました。 相鉄線沿いで期日前投票所の2箇所(旭区二俣川駅&保土ヶ谷区星川駅付近)の現場を尋ね、中央では東神奈川駅の近くで神奈川区の現場を尋ねました。次の日は横浜線沿線で2箇所、(栄区の本郷台駅、磯子区の磯子駅付近)をそれぞれ尋ねました。
二俣川の駅ビルの5Fには公的なホールがあり、投票日前日の夕方でしたが、赤ちゃんからお年寄りまで、もう大変な人数の方が長蛇の列を成していました。(80-100人くらい) 土曜日で商業施設だと、土日の家族のお出かけついでに家族全員で繰り出しやすいムードはありました。
この後、星川の保土ヶ谷区役所と、神奈川区役所の2件、行きましたが、夕方17時を回っていたせいか、さほどの混み具合では無く、混んでいた時間のことを聞いてみると、昼前など、多い時は15-30人くらいの列があったそうでした。
そして翌日に横浜線沿いで2箇所、投票所を回らせていただきました。当日投票所の磯子区役所と、本郷台の高等学校は、特に混雑のようには見えませんでしたが、ひっきりなしに1-2組、カップルや家族連れ、御年寄などが訪れ、閑古鳥ということはなかったです。
投票所現場の方にまずは質問して運営の仕方を伺い、その後選管事務局に電話で確かめることで、大体の横浜市共通の決まりを把握した後、独自の部分はないか?ということで、開票後、残りの13区全部にお電話して全体像を掴むようにいたしました。
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職員さんの中には、取材に対して警戒する方もいらっしゃいました。中には目を真っ赤にして取材しないでほしい、という表情をする方も。やはり神奈川県は、毎回、不本意な何かが起こっているのかな? 横浜の選挙の投票率はいつも30%前後と、異様に低いのだそうです。
50.5km2の世田谷区に、投票所29箇所を考えると、横浜市は437km2が18区に分かれていて、尚且つ各区で25-45箇所の投票所というのは、おそらく異常に多いのではないかと思います。必ず歩いていける距離にあるはずです。
投票に行きたくないなー、と思われるのは、どうしてでしょうか。では、「選挙不信」があるとするならば、多くの人から見て投票所の構成に不審な点があるのかもしれません。
もしくは今回のように、マスコミ主導のゼロ打ちに不信感が抱かれているのかもしれませんが。。。。あれは、選挙を頑張った全ての方々にとても残酷な、馬鹿にされたような、まるでスターリンのトップダウンのような感じがして、あまりいただけない感じがします。
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【選挙の管理方法、人員構成 】
世田谷区は、最近は妥当な結果が出るようになっていたと思いますが、選挙開票は厳密に、地方公務員現職、に限って作業しています。が、横浜市では多くの区が、21-23時頃まで、派遣社員や任用雇用にて、実際の開票仕分けをさせています。ただ、初期仕分けを確認するのは公務員さんです。
それより。。。
どこかで創価学会は町会長のポストを必ず押さえるって聞いたことがあります。横浜市の、当日の各投票所の管理責任者は、<町会長さんが主>で、立会人も、お手伝いの方々も、皆さん、その周辺で集められた町会の方なんです。
例えば町会長さんが「その筋の方」で、口止め間違いないメンバーを集めた投票所だったら、そこはまるで「創価投票所」ってなっちゃうわけですね。
あらら。。。現場での質問で二人の職員が、「当日の投票所には職員が全く行っていないはず」、と述べています。ざんねーん、そういうことか!
また、一つの投票所では職員と名乗る方が私の問いには何も答えられませんで、本部に電話する素振りを見せました。どうも職員でないと直感しました。投票所を覗くと、6+2+1=9名(全て町内会の方)の他に、4人の職員の方が張り付きで滞在されているようには、人数的にどうしても見えませんでした。この区は選管事務局の電話の応対も壁で、不回答がありました。
次に運搬ですが、トランクの使用を禁じているかどうかについて、質問事項に加えさせていただきました。仮に、運搬の3名が全員、当日までに弱味を握られて創価ソルジャーになっていた場合、
「池田先生のために夜鍋をして同じ筆跡で書いた偽票の投票箱との差し替え」
なんて事があるので、タクシーの座席の方に投票所で積んで、開票所で下ろす時はトランクからだった、なんて事はないのだろうか?と思ったんですね!
しかし或いは、運搬メンバーが同じでも、一度どこかで偽票を積んだタクシーを乗り換える事もあり得ますよね。。。タクシーのナンバープレートも控えた方が良さそうです。
悪知恵はどこまでも。選挙結果や選挙の投票率の低さを疑う方は多くいらっしゃいますので、より気を遣って欲しいとは思います。投票箱こそ、白バイで護衛して運ぶべきだと思いませんか?
<期日前投票所についてのレポート>
・期日前投票所の選挙管理責任者は?(13日間)
横浜市の公務員(市役所又は区役所の人)1名、終日勤務(8時ー20時)
・投票所には市民立会人が2名着席
自治会(町内会)の推薦で大体の場合、年配者がくる。報酬12000円
人選経緯は、自治会に一任で不明です。
・期日前は投票箱を、毎日、朝夕、区役所との運搬がある。
毎日変わる管理責任者ともう一名が、朝、タクシーで持っていく。
夜は管理責任者と立会人の方お一人で、タクシーで区役所に運ぶ
・期日前投票所には、派遣社員を取っている。
誘導係と受付、投票用紙発行の係(長時間なので前半後半で交代)
基本は1日6名出面、早番遅番の2交代で勤務させる。
区によっては、1日4名出面~8名など混雑によって変動させている
・派遣会社はどこか?
地元横浜市に登記の会社で入札で決定されています。
派)イデアコーポレーション. 磯子区、青葉区、瀬谷区、鶴見区、西区、中区
派)ビー・ファイン 泉区、金沢区
派)イッツスマイルクルー 都筑区、旭区、港南区、緑区
派)S・ブリッジ 中区、港北区、
派)アーデントスタッフ 戸塚区
公)横浜市シルバー人材派遣センター 神奈川区
⑨無回答 栄区
※ 栄区は、派遣社員を使っている。会社名は無回答。
<投開票日当日の投票所>
・投票所の構成は?
管理責任者(町会長に準ずる)1名、報酬11000円、
市民立会人が2名、報酬12000円、作業員6名、報酬16000円
・投開票日の投票所は派遣社員を使っていますか?
派遣使わない。地域の人で賄う(町内で推薦)報酬16000円(7-20時)
全て管理責任者周辺で集めた近所の人。推薦経緯は一任で不明。
・職員は立ち合っていますか?
横浜市の定める標準では、職員が4名滞在することになっており、
各区とも4名は最低、送っていると話しています。
※回答に齟齬があった。
旭区で男性2名が当日の投票所には職員は行かないと失言。
保土ヶ谷区を取材ごに旭区に電話すると保土ヶ谷区と同様との返事。
磯子区は生返事、栄区午後18時は職員と思えない人が対応。
・当日の開票所への運搬
運ぶ人は3−4名。投票所管理責任者(町内会長に準ずる)1名、
立会人(町内会の推薦)上位1名、職員(公務員)1名ないし2名、
タクシー限定で運搬する。警備や追跡はなし。
投票箱のトランクへの収納については、すげ替えの危険があり
座席で運んでもらいたいが、その指導をしている区は、5区で
青葉区、泉区、南区、神奈川区、磯子区、のみでした。
<開票所での人員構成>
・開票所の人員構成
横浜市の基準で言えば、開票所は職員しか開票作業にあたらない。
旭区・保土ケ谷区は、職員しか開票作業しないと聞いた
派遣社員を20名~30名ほど動員している区が殆どで、
票の初期仕訳作業をさせている。
①職員だけで開票作業を行う 旭区、保土ケ谷区、港北区、
②任用職員(直接募集:報酬5千円程度) 南区、戸塚区、緑区
③公益法人シルバー人材センター利用 神奈川区
④派)イデアコーポレーション 青葉区、瀬谷区、鶴見区、西区
⑤派)ビー・ファイン 泉区
⑥派) ランスタッド 磯子区
⑦派)イッツスマイルクルー 都筑区、旭区
⑧派)S・ブリッジ 金沢区、港南区
⑨無回答 栄区
栄区は、派遣社員を使っている。会社名は無回答。
※ 開票所で派遣社員を使うかどうかは、区役所の人員規模にも寄る。
大部分の現場で、20名~30名の非正規を使っており、票に触れる。
横浜の会社で中小企業だが、株主等の情報は少ない。
●その他の不正の危険の可能性があるところ
<病院票の膨大な積み増し>
病院表や老人施設の票の積み増しはよく言われる話です。私も夜中1時過ぎに自民に5万票ほど積み増しされるのを見ました。どのように集められ、どこで保管されているのでしょうか。病院票のハンドリングには、選管4名が必ず関わると思われますが、いかがですか?
<無効票・白票の流用、又は欺瞞>
また、世田谷区では無効票が5000とのことでした。何も書いていなかった白票が確か200近く。200で順位が変わることもありますよね。開票立会人は、不明票の中身をチェックできるのでしょうか?
事後談:
結果、49%の投票率と、今回はポイントが随分上がりました。政界の大物がたくさん乗り込んで、話題性に事欠かない選挙でしたね。しかし、横浜市民の浮動票は、自分達と同様に悪魔世に苦しむ若い世代の人にシンパシーを寄せたような結果、もしくは藤木御大、2019年の夏から、カジノやらせない徹底交戦を立憲と共に貫いて、公約を守らない自民党政治にお灸を据える、という市民運動が成功した、とも言えます。
私は、新市長は、パワハラ音源と解雇の話を聴く限り、非常に短絡的な人物だと感じています。人として未成熟で、むしろ林文子市長のカジノ正当化を支えてきた山中竹春氏が「自分の命か、他人の命か」と言うところに来て、藤木御大をも裏切ったりしないだろうかと、それが心配です。
身近な、家族的な、人間関係で思想信条を縛っていくのは、昨今の全体主義にありがちな手法です。真実に蓋をすれば、船は確実に沈みます。随分と、人物を見ずに党派協力し、賛成したものだなあと不穏に感じています。